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サーバとは一体何でしょう。サーバの役割を考えてみましょう。もともと「server(=サーバ)」とは「ネットワークで繋がったコンピュータ上で他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータ、またそのプログラム」を指します。サーバからファイルやデータなどを受け取る側を「client(=クライアント)」といいます。両者の関係は以下の図でイメージしてください。
サーバの役割
サーバはコンピュータとコンピュータの真ん中にあって、色々な「リクエスト」に応えています。メールの確認もデータの受け渡しもウェブページ閲覧も全てクライアントであるコンピュータのリクエストにサーバが応えているのです。この関係は家の中や社内、インターネットを経由した遠距離間でも大がかりでも小規模でも複雑でも単純でも基本的には同じです。サーバが中心になっているのです。

24時間365日、止まることなく常に動き続けているサーバマシンはパソコンより高い耐久性や安定性が求められます。インターネットの黎明期にはサーバ用マシンといえば SunMicrosystems社の製品が一般的でした。その後一般的なパソコンでも動作するPC-UNIXの信頼性が高くなったので、現在では「FreeBSD」や「Linux」等のサーバ用OSが多く使われるようになっています。
FreeBSD
UNIXベースで現在最も多く使われているサーバ用OSのひとつ。広く普及しているため関連サーバ用ソフトも多い。非常に安定しているサーバ用OS。カリフォルニア大学バークレイ校で開発されたUNIXである「BSD UNIX」がベースとなり、誕生後多くの人たちによって開発・保守され、現在も進化し続けているOS。
Linux
UNIX をベースにしたOSのひとつ。フィンランドのリーナス・トーバルズ(LinusTorvalds)氏らが中心になって開発。オープンソース(=プログラムを公開し複製や修正、再配布等を自由に行ってよい事)運動の流れの中で広く利用されるようになった。ライセンスフリー。

色々なコンピュータがアクセスしてくるサーバ。サーバはどのように情報をやりとりしているのでしょうか。
それぞれのサーバやパソコンには固有のIPアドレス(*詳細については「ドメインとは?」の項参照)が必ず割り当てられていて、これを元に相手先のコンピュータと通信を行っています。サーバやパソコンは、自分以外のIPアドレスを知りませんので、道案内をするものとしてルータと呼ばれる機器やDNSというサービスが稼動しているサーバが存在しています。

ホームページを開設したりメールのやりとりをするだけでしたら「接続プロバイダ」と契約しユーザとなり、そのプロバイダのサービスを使ってユーザホームページを立ち上げればいいのです。が、もちろん様々な規制があり自由にならない他、一番大事な「オリジナルドメイン」を使うことができないのです。オリジナルドメインを使うためにはホスティングサービスを利用すると便利です。色々な諸条件を合わせてぴったりのサービスを考えてみてください。どのようなサービスを選ぶかはどのような環境でどのような事をしたいかによって決めることが望ましいでしょう。
  • コストを抑えたい
  • サーバ管理はお願いしたい
  • 技術サポートを受けたい
共有ホスティング
  • セキュリティはしっかりしたい
  • 自由にアプリケーションを使いたい
  • 複数のサイトを運用したい
  • 技術サポートを受けたい
専用ホスティング
  • サーバのハードウエアをカスタマイズしたい
  • 複数台で構成したい
  • 得意なOSで運用したい
ハウジング

上記の場合、サーバは「データセンター」に設置されるのが一般的です。データセンターは地震や火災、停電などにも耐え得る構造と設備を備えた建物で、365日24時間体制で入館者の管理をしています。このため関係者以外は自由に出入り出来ないようになっています。そのような最適な環境を持つデータセンターには大手プロバイダやホスティングサービス会社の多くがサーバや回線を設置し、「相互乗り入れポイントの役割」を果たしています。もちろん「バックボーン」と呼ばれる海外向けのの高速な回線も接続されています。ホスティングサービスでは最も恵まれた通信環境に設置されたサーバを手に入れられるサービスの事なのです。


最近ではADSLやケーブルインターネット、光ケーブルなどのブロードバンド回線が低価格で手に入ります。ではその回線を使ってサーバを自社や自宅に設置することはできないのでしょうか。
答えは「できます」。しかし決してよい環境ではありません。基本的にインターネットに常に接続できる環境でIPアドレスとドメインを持ちDNSやHTTP、SMTPやPOPなどの各種基本サーバソフトが正しく稼働しているのであれば、サーバとして一応成り立ちます。しかし、たとえ高性能を誇る最新鋭のサーバを設置したとしてもいわゆる「重く」感じてしまうことがあります。反応が鈍く感じてしまうのです。何故でしょう。ブロードバンド回線サービスでは「4Mbps/8Mbps/100Mbps」と宣伝していますが、実はその先が問題なのです。たとえ目の前が速く見えても途中のルート上に混雑した場所があれば思うように速度は出ません。この現象を「ボトルネック」と呼びます。またクライアントからサーバにデータを送る「上り」と、サーバからデータを受け取る「下り」が同じように「4Mbps/8Mbps/100Mbps」出てるとは限りません。

下図をご覧ください。例えばあなたの契約している回線が「上り512Kbps/下り1.5Mbps」だと仮定します。あなたにとって他のサーバからのダウンロードは「1.5Mbps」ですから体感的には速く感じられるかも知れません。しかし目の前にあるサーバのホームページを見に来ている他の人にとってみれば、最高でも「512Kbps」しか出ないのです。しかも実際に512Kbpsという速度が出ることは難しいでしょう。そしてその回線は1つしかないのですから、例えば100人のアクセスが同時にあったらと考えるともう僅かな数字になってしまう上、トラブルにより回線が切断されてしまうとサービスは停止するしかありません。

では、ホスティングサービスはどうなっているのでしょう。ホスティングサービスの場合、多くの高速な専用回線と多くのコンテンツを持った大手プロバイダが集まるデータセンターにサーバを設置し、理論上は「LAN接続」となります。しかも複数の経路を確保していますので、万が一、一部の回線が切断してしまったとしても他の経路にすぐ迂回できますのでサービスを停止する危険性は極めて低くなります。さらに多くのコンテンツを持った大手プロバイダが物理的にも近くにあるため、余計な経路を通る必要がなくなり快適になる上、海外へのルートも国内で最大級の専用回線を使って行く事ができるのです。

つまりホスティングサービスとは、「サーバが格安で手に入る」だけでなく「快適な通信環境もセットで手に入る」ということなのです。

【補足】
「4Mbps(メガビービーエス)」というのは1秒間に「4Mbit(メガビット)」のデータを送れるという意味。通常使われるバイト(byte)という単位に変換すると→「4Mbit=4x1024bit/8=512Kbyte」となる。つまり「4Mbit」も「512Kbyte」も「同じ」である事が分かる。なおコンピュータで使う「K(キロ)」や「M(メガ)」や「G(ギガ)」は1024倍として計算する。1G=1024M=1048576Kとなる。

  • bps(bits per second):ビット毎秒。情報送受信速度の単位。
  • ビット(bit):コンピュータが用いる2進法で基礎とする数字の0または1の事で特にインターネットでは情報量を示す単位としてYes・Noを表現するための最小の単位。
  • バイト(byte):情報量を示す単位で1バイトは8ビット
自宅・自社サーバとホスティングサーバの違い
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